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22日から、23日午前まで幕張で東京ゲームショウを取材してきた。何度かに分けてその内容を紹介しようと思うが、まずは一番気になるであろうこの話題から。 プレイステーション3値下げの発表は、まさに突然だった。22日朝10時より行われた、東京ゲームショウの基調講演。演壇に登ったソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の久夛良木健社長は、発売が迫ったPS3で何が出来るかを語るものと誰もが思い、それを期待して多くの聴衆が集まった。 しかし、久夛良木氏は主に未来の話を始め、PS3の普及後の構想まで含まれるという予想外なスピーチ内容。技術的な話が多く含まれるため、会場のあちこちでは居眠りを始める人も。1時間あまりの講演が終わると、すぐに席を立つ人も目立った。 その直後、久夛良木氏は日経BPの方と共に再び壇上に上がった。(写真)プログラム上はそんな予定は記されていない。「何かある」とカンのいい奴らが足を止める。そして、「値段の方ですが…」という質問に答える形で、49,980円という新価格が飛び出したのだ。 おそらく質問者とは、打ち合わせ済みのことであろう。しかし特に価格をアピールする映写画面やプレスリリースなどが用意されていなかったところを見ると、値下げの決定はかなりギリギリであったはずだ。 その日の深夜、幕張のあるバーで、偶然SCEの宣伝スタッフの面々と隣合せた。彼らは値下げについて多くを語ろうとしなかったが、疲れの色も見えつつも満足そうな表情と、楽しそうに酔っ払う若手の姿が印象的であった。 この値下げの裏で何があったのか、既に様々な噂が乱れ飛んでいるが、しばらくは語られることはないだろう。しかし、ソフト開発者にとってもユーザーにとっても歓迎される大きな値下げであり、東京ゲームショウは空前の人出となっている。 |
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