橘寛基の『ブログ de Gamersta!』

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help リーダーに追加 RSS ▼第107回 今度のFFってどれよ?

<<   作成日時 : 2007/08/27 13:28   >>

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▼]IIIじゃないのね…

 よく行くあるお店のバーテンダーは、大のゲームファン。ドラクエが大好きで、最近では「龍が如く」に1、2と立て続けにハマっていた。その彼が先日言った。

 「今度のファイナルファンタジーって、どうなんですかね?」
そう言われてちょっと慌てた。「今度のFF」とは、どれのことを彼は言っているのかわからなかったのだ。

 とはいえ一般の方が「今度のFF?」と聞く場合は、通常のシリーズ最新作、プレイステーション3用に開発されている「FFXIII」のことに違いないだろう。そこで、「いつ出るのか全くわからんねー」と答えると、「あれ来週発売じゃなかったんですか?」と言われた。どうやらDS用の「FF・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト」(8月23日発売)のことだったようだ。

 だが、クリスタルクロニクルってことはゲームキューブ用のヤツの続編だよなー、という程度のことしか思い出さない。自分の勉強不足の言い訳のようで申し訳ないが、今FFの関連作品を全てフォローするのはかなりの勉強が必要なのだ。




▼いくつものFF

 スクウェア・エニックスのホームページを見てみると、様々なFFが並んでいる。今年発売されたものだけでも「FFVII レヴァナント・ウィング」「FFタクティクス獅子戦争」「FFXII インターナショナル ゾディアックジョブシステム」。近く発売になるものには「クライシス コア FFVII」と「FFタクティクスA2 封穴のグリモア」。発売日未定のものに「ディシディアFF」などがある上、旧作をニンテンドーDSやPSP用にリメイクしたもの、廉価版、FFのキャラクター チョコボを使ったものまで、山のように関連作があるのだ。更に「FFXIII」もワンタイトルではなく「FF Versus XIII」もあれば、携帯用と発表されている「FF Agito XIII」の3作品がある。これだけあれば相当に熱心なファンでない限り、全ての作品をフォローすることは難しく、ライトユーザーはどれを買ったらいいのか混乱してしまうのではないだろうか。




▼ブランドの安心感

 もちろんシリーズものには良さも多い。そもそもユーザーのニーズがあるからシリーズは続くわけであるし、安心して買えるというメリットもある。ソフトの売上げ上位に占めるシリーズものの比率は高く、ゲームソフト会社が企業である以上、ヒットした作品の続編を積極的に市場に投入するのは当たり前の事だ。スクウェア・エニックスは旧スクウェア時代から、経営方針としてFFの様々な展開を積極的に進め、関連商品を増やしてきた。

 ある意味ヒットしたファッションブランドが、服からバッグや靴など関連商品を広げていくように、FFもひとつのブランドと考えるべきなのかもしれない。だがゲームは服や靴と違い生活必需品ではないし、見ただけでは中身がわかりにくい。マルチに展開するのはよいが、それぞれの商品がどう違いどのような作品なのか、ライトユーザーでも混乱がないように展開できなくては、いずれFFというブランドの安心感が消滅していくことになりかねない。

 FFはスクウェア・エニックスのコンテンツであるが、日本のゲーム業界が生んだ世界に通用する名作でもある。そのブランド価値を低下させることのないような展開を期待したい。

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