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help リーダーに追加 RSS 第125回 気がつけば任天堂が

<<   作成日時 : 2008/03/30 14:52   >>

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▼ドラクエがベストテン外に

雑誌の記事を書くために、最新のゲーム売上げ動向をチェックしていたら、ふと気がついた。ニンテンドーDS用でも、Wii用でも任天堂(ポケモンを含む)が販売するソフトが売り上げ本数ベストテンを独占していたのだ。
 DSでは「ドラゴンクエスト モンスターズ ジョーカー」が、Wiiでは「ドラゴンクエストソード」(共にスクウェア・エニックス)が、いつの間にか11位以下に転落していた。「Wii Fit」(07年12月発売)や「大乱闘スマッシュブラザーズX」(08年1月発売)の登場と、じわじわと売れ続ける任天堂のDSソフトにさすがのドラクエさえもかなわなかったわけだ。


▼売れ続ける任天堂ソフト

新しいハードに関してそのハードメーカーが有利なのは当然だ。早い時期からソフト開発にかかれるし、ハード特性の理解度も深い。だがWiiはともかく、DSはもう先行した有利さなどないはずだ。また任天堂がいかに有利であっても、どのソフトメーカーもベストテンに食い込めないというのは見ていて情けない。
 だが任天堂ソフトの持久力は尋常ではない。「Wiiスポーツ」(06年12月発売)は現在も毎週1万本以上売れており、新作が少ないときは週間ベストテンに顔を出す。DSは更にすさまじい。「Newスーパーマリオブラザーズ」(06年5月発売)や発売後2年以上経過している「マリオカートDS」(05年12月発売)も、未だ数千本単位で毎週売れ続ける。プレステやプレステ2ソフトの新品が動くのは発売後一月程度、短いものだと2週間で中古が溢れ出していた状況とはあまりにも違う。


▼オリジナルタイトル不在

一方PS2と似ているのは、売上げ上位に顔を出すタイトルにシリーズものやキャラクターものが目立つ事だ。それにWiiスポーツなどの一種の定番系ソフトとゲームではない実用系ソフトを加えると、ほとんどのヒット作が網羅できる。新規オリジナルの目立ったヒット作が少ないのだ。
 実際DSの上位50タイトルで、任天堂以外、新規オリジナル、実用系ではないゲーム作品という3条件を満たすのは、レベルファイブの「レイトン教授」シリーズだけである。10万〜20万本程のスマッシュヒットまで見ても、「すばらしきこのせかい」(スクエニ)と「世界樹の迷宮」(アトラス)くらいであろう。ちなみに現在のDSソフトは、10万本売ってもベスト100にランクイン出来ない。
 もちろん「数万本売れれば万々歳!」という作品もたくさんある。DSはソフトの開発コストが低くて済むハードだ。だからこそ新規のタイトルがもっと出てくるチャンスもあるはずなのだが、手っ取り早く売れそうなものばかりが目立つ。
 ゲーム市場が本当の意味で活性化するためにも、挑戦的な作品の登場を今こそ強く期待ししている。そして誰かの野心作が任天堂の牙城を切り崩す、そんな瞬間を見てみたいものだ。


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